最近からでしょうか?カヌレ日本でも人気が広まってシンプルなデザインに心打たれますよね。
外は甲殻のようにコツコツと硬いのに中はしっとりとしてモッチりとした食感、口の中にはラム酒とヴァニラの風味が広がって美味しいですよね。
こんなに美味しいカヌレどこから生まれたのか知っていますか?
今回は少しカヌレについて学びましょうか!!
レッツゴー🚗💨
「カヌレ」ってどういう意味
「カヌレ」いい響きですよね〜そんな名前はどういう意味なのでしょうか?
ズバリ!!フランス語で「溝のついた」という名前なんです。確かにカヌレの形は溝があるのでそのまんま形から取ってますね。
このボルドーとはなんでしょうか?ここからはカヌレの深い歴史へ!!
カヌレ・ド・ボルドーの誕生
誕生は、フランスのボルドー出身のお菓子
地方がそのままいれられているんですね。
一説としては16〜18世紀のボルドーの修道女たちによってつくられました。
ボルドーでは2000年前からワインが作られており、現在では世界的に有名なワインがあルそうですね。ワイン作りの工程の中で濁り等の邪魔なものを除去する、ろか工程で卵白を大量に使用していたそうです。
すると卵黄が大量に余ってしまいもったいないと感じたワイン職人たちは、せっかくなので修道院やパティシエの方に分けていて、その結果初めのカヌレが誕生しました。
そこからカヌレは進化を続けます。ガロンヌ川に面したボルドーには「月の港」と呼ばれる場所がありそこでは他国との貿易が盛んでラムやヴァニラなども入ってくるようになり、現在のカヌレのレシピに近づきました。
しかし、フランス革命により聖職者達は迫害をくらい、作られて来たカヌレのレシピが消えることになったんですね・・・
カヌレは存在を一時的に失うことになりましたが、19世紀〜20世紀にカヌレはパティシエたちの手によって復活を果たしました。
こっそりレシピが受け継がれていた、レシピが残っていたなどの説があります。
そんな長い長いカヌレの歴史を渡ったカヌレはボルドー名産伝統菓子になり、世界中でも愛されるお菓子になりました。
私はまだまだ完璧なカヌレに近づくには遠い
上手く綺麗な焼き色がつかなかったり、中のモチっとした食感に納得いかなかったりと、いつも数個しか綺麗に焼けないんですよね。
生地の材料はコスパが良いのでたくさん作って完璧なカヌレをいつか作りあげたいっ!!と思いながら今日作ったのはローズマリーのカヌレ!!
1個だけめちゃくちゃ綺麗なカヌレできた!!
硬い表面の中には、ハーブの香りが隠されて口に入れた瞬間ローズマリーが広がります。
コンセプトは「香りを食べる」なんていうのはどうでしょうか?
将来お店出した時「香りを食べるシリーズ」を開発したい!!
まとめ
カヌレの歴史どうでしたか?まさかワインの残りものから出来たなんてびっくりしたのではないでしょうか?
1度は失われそうになったカヌレは現在でも多くの人に愛されています。
是非カヌレを買った際にはこの歴史を思い出してくださいね!!