とあるスイーツの図書館

ここはお菓子の歴史と先人たちのレシピ、豆知識の広がる図書館

オペラの名前の由来と魅力的な構造

フランスの美食に秘められた謎めいた一品、『オペラ』みなさんはご存知でしょうか?。パリのパティスリー、ダロワイヨが紡ぎ出すその美味は、まるで舞台の幕が上がるような感動。7層に重なる構造の歴史や、オペラ座へのオマージュが織り交ぜられたこの華麗なケーキ。一口で解き明かされる、チョコレートの奇跡。ぜひ、美味の冒険にご一緒に。

 

 

 

 

どんなお菓子?

オペラ(フランス語でOpera)、フランス発祥のケーキでフランスの伝統菓子と呼ばれるほど人気の高いスイーツです。

オーストラリアのザッハトルテと並ぶチョコレートケーキの王様と呼べる存在。

お酒などを染み込ませたジョコンド生地の上にガナッシュやバタークリームを何層にも重ねたお菓子で、最後にチョコレートのグラサージュを表面にかけられたもの。

長方形の形が主流で味の種類はチョコレート一択、あまり別の種類は見られません。

表面に金粉がかけられていることが多く黒の中に輝く金粉は一気に高級感を出してくれます。

 

具体的な構造

具体的な構造は底から

  1. ビスキュイ・ジョコンド生地
  2. コーヒーバタークリーム
  3. ビスキュイ・ジョコンド生地
  4. チョコレートガナッシュ
  5. ビスキュイ・ジョコンド生地
  6. コーヒーバタークリーム
  7. チョコレートグラサージュ

なんと7層も!!

7層とイメージしてみると、高さのあるケーキだと思われがちですが、実際の高さは大体2.5~3cmととても一層一層が薄い構造になっています。

なぜこんなに薄くしたのか?理由が挙げられるのが

  • 層を一緒に食べて生まれるマリアージュ!!高さがあると食べにくい・・・
  • 小さな見た目で重厚感、特別感を出すため
  • 高さがあったら普通のチョコレートケーキと変わらないんじゃない的な感じ。
  • 全部が多いと食べきれない量になってしまう
  • レシピがそうであったから。

といったものになります。

 

誕生した場所は?

お菓子やお惣菜などを販売しているダロワイヨで誕生しました。1802年にパリのフォーブル・サントノレ通りに開業。

 

オペラの歴史には欠かせない「ダロワイヨ」の歴史

ダロワイヨの歴史を辿るとルイ14世紀にまで遡るようです。初代、シャルル・ダロワイヨはパン職人としてシャンティー城の城主コンデ公に仕えている貴族のパン職人でした。

それからもシャルルの息子たちは活躍します。ルイ15世紀の時代にはマリー・レクチンスカや、マリーアントワネットにも仕えるほどの腕前をもつお菓子や料理を作る職人になるほどダロワイヨ家」は王家の台所の職人

その後革命後には居場所を失ったダロワイヨ家は1802年、パリの街にお店を構えます。

それが今でもある「ダロワイヨ」。「宮廷の味が家庭で楽しめる」をコンセプトに創業されました。

第二次世界大戦後には代々料理人やパティシエの職人の家に育ったシリアック・ガヴィヨンに経営が譲利受けることに。シリアック・ガヴィヨンはパリのトップを目指すべく、お菓子屋お店を近代化し、現在では著名人が通うほどの有名なお店になりました。

 

オペラが誕生したのどうやって?

オペラが誕生したのは、1954年~1955年の間で誕生しました。

オペラ座の花型ダンサーが研修生を連れて来店した際、シリアック・ガヴィヨンの妻アンドレ・ガヴィヨンがオペラ・ガルニエ(オペラ座、宮殿のこと)をイメージしたお菓子を作ってほしいと夫に頼みお菓子のオペラが作られたとされています。

しかし、このオペラはオリジナルのものではないんです

 

オペラの原型を作ったのは別のパティスリー

20世紀初めに、ボーマルシェ通りにパティスリーを構えていたルイ・クリシがオペラではなく自分の名前をとったクリシーという名前で作っていました

彼の引退後このお菓子を他のパティスリー「ポール・ヒュガー」という人物に所有権をレシピとともに譲り受けることに。譲り受けたポール・ヒュガーは自宅でクリシーを披露することになりました。

披露されたそのお菓子をたまたま食べたのが義兄弟のシリアック・ガビヨン。

感激して、レシピをシリアック・ガビヨンが再現。

その後、1つ目の説になって、1960年代に「ガストン・ルノートン」がオペラのインスピレーションを得て新しいオペラを再現

ちなみにダロワイヨ」のオペラは高さ2.5cmという薄さ

この3cmにも満たないお菓子で全ての層を楽しめるというのが革新的な一品になりオペラは広まったのでしょう。

実物を見てみると、下から2層目のコーヒークリームの部分だけ他の倍ぐらいの厚みがあり、他はほとんど均一の厚みで作られていました。

 

 

名前の由来

名前の由来はいくつかあります。

  • オペラ座の近くで誕生したから。
  • 表面に載っている金箔が、オペラ座の上にあるアポロン像が持っているものにみたてているから
  • 何層にも重なった層は、オペラ座の観客席と似ているから
  • オペラ座に出演したチョコレート好きのバレエダンサーを思って作ったから

などという理由があります。やはりパリにあるオペラ座とは関係がありましたね。

 

 

 

まとめ

オペラどうでしたか?現在(2024年1月)スターバックスでもコラボ中のオペラですが。

7層からなる2.5~3cmの薄いチョコレートケーキ

ダロワイヨ」でオペラが誕生しましたが、原型はクリシーというお菓子から作られていたんですね。

名前の由来はいくつかありますが全てにオペラ座が関連していますね

高級感のある見た目ですが結構お菓子屋さんに行くと置かれているお菓子

フランスに行かれる方もぜひ本場のダロワイヨのオペラ食べてみてはいかがですか?

 

 

クリスマスのルーツからサンタクロースの秘話まで

今回の記事では、クリスマスにまつわる不思議な起源や知られざる事実に迫りつつ、各国で繰り広げられるユニークなクリスマスの様子を覗いてみましょう。

古代ローマから始まるクリスマスのルーツや、言葉の起源からサンタクロースの秘話まで、知っているようで知らないクリスマスの謎を解き明かします。

読者は世界中でクリスマスがどのように祝われ、どんな風習があるのかに興味津々になることでしょう。

 

 



クリスマスの歴史と起源

クリスマスは現在、キリスト教徒がイエス・キリストの誕生を祝う降誕祭として知られていますね。その起源は紀元前2〜4世紀の古代ローマに遡ります。
その時代にはペルシャから伝わってきたミトラ教と言われる太陽を信仰する宗教がありました。12月25日は冬至と呼ばれており、太陽が昇るのが一番短い期間で、そこから徐々に昇るのが長く強くなっていくとされています。これが「太陽が死に太陽が復活する」、太陽の誕生日とされ、それを祝う祭りが行われていました。
またミトラ教以前に、12月25日ローマ帝国キリスト教の農耕の儀式もあり、この二つの行事を合併することにより太陽の復活=キリストの復活とされ、12月25日は「キリストの降誕祭」と呼ばれるように。
宗教同士の争いを回避するとともに、この時代はあまりキリスト教が浸透していなかったのですが、これをきっかけに多くの地域にキリスト教を広めるきっかけになりました。

 

クリスマスの意味


「クリスマス」は、ギリシャ語で「キリスト(Christ)のミサ」を指す「Χριστοῦ γέννα」から派生しています。ラテン語では「Christus Missa」が語源で、これが中世フランス語で「Noël」となり、英語では「Christmas」と変化しました。
言葉の起源において、「ミサ(Missa)」はキリスト教の礼拝や祭儀を指しており、それに「キリスト(Christ)」が加わることで、キリストの誕生を祝う特別な礼拝としての「クリスマス」が形成されたと考えられています。
だから、よく間違われていますが、イエス・キリストの誕生日が12月25日というわけではないのです。キリストの誕生日がはっきりとした文献は存在しておらず、3月や5月と言われております。
クリスマスイヴというものがありますが、これはキリスト教の「教会暦」という現在とは違う1日の始まりがあり、現在の日の出から一日が始まるのではなく、教会暦では日没で1日が始まって、次の日没で1日が終わるとされていたため、昔のクリスマスは12月24日の16時から始まっていたのです。その名残りで現在の12月24日、クリスマスイヴというものが誕生しました。
 

サンタクロースの正体



サンタクロースの誕生秘話は、聖ニコラウス(St. Nicholas)と呼ばれる実在の聖職者に由来しています。聖ニコラウスは、4世紀のトルコのミラで生まれました。彼は富裕な家庭に生まれ、孤児や貧しい人々に対して様々な善行を行ったことで知られています。
最も有名な逸話の一つは、3人の娘を持つ家族がお金がなくやむを得ず娘を売らなければいけない家庭がありました。それを知ったニコラスは煙突から金貨を投げ入れました。それがたまたま暖炉に干していた靴下に入り込み、それを見つけた家族は娘を売り飛ばす事なく、無事娘たちは結婚できたというものです。これがクリスマスに靴下を飾っておく文化ができたんですね。この善行から、彼は贈り物を配る聖職者としてのイメージが形成され、12月6日には多くの国で彼の名前を冠した聖ニコラウスの祭りが行われるようになりました。
中世ヨーロッパで、聖ニコラウスの伝説は広まり、さまざまな地域で異なる形で祝われるようになりました。17世紀のオランダでは「Sinterklaas」として知られ、これがアメリカ合衆国において「Santa Claus」へと変容しました。
19世紀初頭、アメリカの作家クレメント・クラーク・ムーアが詩「The Night Before Christmas」を発表し、サンタクロースのイメージが更に定着しました。この詩では、サンタクロースがトナカイに引かれたそりに乗って贈り物を配る姿勢が描かれ、これが一般的なイメージとなりました。
ちなみにサンタクロースの服装は赤のイメージがありますが、みなさんが想像するイメージの服、実はコカコーラのクリスマスキャンペーンで描かれたのが始まりとされ、世界に赤い服のサンタクロースが定着したというのは驚きですね。
サンタクロースは子供たちに贈り物を届け、クリスマスの象徴として広く愛されています。
 

世界のクリスマス事情


日本では、イブから家族や恋人と過ごしたり、クリぼっちなんて言われたり色々な過ごし方があって、美味しいものを食べたりプレゼントを用意したりしますね。
日本以外ではどうでしょうか?

 

フランス
フランスでは、恋人や友達と一緒に出かけたり、過ごすということはなく家族でゆっくり過ごします。日本のお正月のように、24日には実家に帰り、夕方ぐらいから食事を楽しみその後はミサが各教会始まります。またクリスマスプレゼントが1人1つではなく大量にあるのも特徴で、大人はプレゼントを揃えるのに大変!!。
クリスマスケーキでよくでてくるのが丸太の形をしたチョコレートケーキ。ブッシュ・ド・ノエル、直訳するとクリスマスの薪という意味になります。



 
ドイツ
ドイツのクリスマスで有名なのは、クリスマスマーケット。ドイツ全土では約2500ものクリスマスマーケットが開催され各地の名産品や工芸品、クリスマス限定のおもちゃや装飾品、美味しいお菓子や食べ物など沢山の売り物で街が活性化されます。
パン菓子の「シュトーレンも人気で、ナッツや、洋酒に漬けられたドライフルーツが沢山入って、焼成の後に大量の溶かしバターと粉糖で包み込まれたこのパンは絶品です。



 
アメリ
アメリカでは多文化、他宗教の関係であまりメリークリスマスと呼ばれることはないようで、その代わりに「happy holidays」(ハッピーホリデー)と呼ばれます。
家にはクリスマスツリーをおく家庭が多く、それを準備するために「ツリーハンティング」と呼ばれる、もみの木を切りに行くイベントがあるのも特徴です。
アメリカも家族で過ごすことが多く、チキンやハムのメインディッシュにデザートはケーキではなくパイが定番です。
 
オーストラリア
オーストラリアのクリスマスは私たちには考えられない光景が沢山。
なぜかというと、クリスマスが真夏にあるからなんです。日本がクリスマスシーズンに入ることにオーストラリアは真夏に入っていきます。
オーストラリアのクリスマスは暑さを凌ぐためにビーチでパーティーをすることが多くバーベキューなどが行われます。
もちろんサンタもいますが、服装は半袖半ズボン。サンタがソリではなくサーフボードを乗りこなしている光景を見ることができます

 

 

まとめ

クリスマスは、古代ローマから発展し、異なる文化や宗教の影響を受けて現代に至るまで多様な形を取りながら根付いたものになりました。キリスト教徒にとっては信仰の祝祭であり、一方で広く社会的なイベントとしても世界中で愛されるものに。それぞれの個性あふれるクリスマスも面白かったですね。

みなさんのクリスマスはどう過ごされますか?

クリスマスに定番のお菓子「シュトーレン」の歴史と名前の由来

シュトーレンをみなさんはご存知でしょうか?クリスマスシーズンになると日本で姿を表すパン菓子の一種。その名前に秘められた歴史を探り、香り高い小麦粉、ドライフルーツ、そして洋酒に漬け込まれた奇跡の融合を追求してみましょう。クリスマスの訪れとともに姿を現すこの甘美なスイーツは、なぜ人々の心を捉え続けているのか。一口食べた瞬間、シュトーレンの魔法が始まります。

 

 



 

名前の由来や意味

シュトーレン」又は「シュトレン」の名前は、古高ドイツ語の「stollo」から派生しています。これは、坑道という意味になります。「坑道」とは地下や洞窟、鉱山を掘って作った通路のことです。

確かに洞窟のトンネルのような丸みを帯びた形をしていますね。

また、粉糖で白く包まれたシュトーレンは、イエス・キリストの幼子が白いおくるみに包まれたイメージがされているとを言われています。

クリスマスの時期になるとドイツやオランダでは「クリストシュトレン」「ヴァイナハッシュトレン」という名前で売られます。

どんな食べ物

シュトーレンの主な材料には、小麦粉、ドライフルーツ、木の実、スパイスが含まれまれ、焼き上げた熱いうちにたっぷりのバターに浸したり、表面に塗りたくって、更に粉糖をこれでもかと言わんばかりに表面にまぶしていきます。

カロリー爆弾ですが、クリスマスにふさわしいご馳走の味と風味が味わえます。

一般的なシュトーレンはとても日持ちが良くその理由として

  • ・ナッツや木の実、ドライフルーツなどの乾物を全体の60%使用
  • ・洋酒に漬け込んだドライフルーツのアルコールによる菌の殺菌効果や増殖抑制
  • ・表面の大量の粉糖による菌の繁殖に必要な自由水の抑制
  • ・しっかり焼き上げられ水分も少ない状態

これらの理由が挙げられます。冷蔵庫など保管庫がなかった時代の知恵がふんだんに組み込まれているのがわかります。

ドイツでは、

・前文で説明した「ブターシュトレン」

・チーズを入れた「ワルクシュトレン」

・ケシの実を沢山使った「モーンシュトレン」

・マジパンを加えた「ペルシパンシュトレン」

など様々なシュトーレンが見られます。

歴史と起源


シュトーレン14世紀のドイツにさかのぼり、パン職人の集まる組合が司教にクリスマスの贈り物とした記録があります。

初期のシュトーレンは今のようなバターやドライフルーツ、粉糖などを使うことはなく、簡単で質素な焼き菓子でした。というのもバターやミルクなどの乳製品は宗教上の関係で決められた期間でした口にできなかったため限られた食材でしか作れませんでした。

この状況を改善するためにバター禁止令廃止をザクセン選帝侯エルスストンらが訴えることに。その結果バターの使用を許可する「バター書簡」を見事獲得し、シュトーレンだけでなく色んな料理やお菓子にバターが使われるようになりました。

 シュトーレンには特徴的な食べ方がある

 

シュトーレンは通常、クリスマスの季節に楽しまれます。アドヴェントと呼ばれるクリスマスまでの4週間はキリストの降誕をまつ断食期間とされており、クリスマスになるまで少しづつスライスして食べられていました。その名残りもあり、薄切りにスライスして食べるのが一般的です。洋酒に漬け込まれたドライフルーツやたっぷりのバターは、日が経つごとに生地に馴染んでいき味に深みが増していくそうで、今日よりも明日と味が美味しくなっていく楽しみもあります。

 

 

まとめ

 

シュトーレンの事を知ることができたでしょうか?クリスマスシーズンになると日本で現われるこのパン菓子はドイツでは一般的で愛されている伝統菓子だったのですね。

少量ずつスライスして食べクリスマスを楽しみにしながら待ち望む、子供の頃に戻れそうです。

ぜひみなさんもシュトーレンを食べながらクリスマスを迎えてみてはいかがでしょうか?

 

フランスとイタリアの甘い白い山の旅。モンブランについて

モンブランは、その名前から連想されるように、フランスとイタリアの白い山を象徴するスイーツです。この記事では、モンブランの起源、形状の違い、そして実際の材料について探求します。また、モンブランがどれほどのバリエーションがあるかについても触れます。

 

 

 

 


モンブランの起源

モンブランの名前は、フランスのモン・ブラン山(Mont Blanc)から派生しており、イタリアではモンテ・ビアンコ(Monte Bianco)と呼ばれています。両国とも「白い山」という意味を持つ名前で、このデザートが高山の雪を思わせる美しさを表現しています。初めて現在のモンブランとして知られる形になったのは、1903年にパリの菓子屋Angelinaの創業者アントワーヌ・ルンペルマイエールによるもので、当時の女性の髪型からインスパイアを受けています。

菓子屋アンジェリーナからモンブランが広がる前には、フランスのサヴォワ地方やイタリアのピエモンテ州などで、マロンペーストにクレームシャンティを添えたシンプルなものが食べられていたそうがそれが現在の洗練された形に進化しました。

 

形状と地域の違い

 

カリッと焼かれたメレンゲを台にして、クレーム・シャンティを絞り、上に茶色いクレーム・オ・マロンをたっぷりと絞ったものが定番と言える形の構成ですが地域によって微妙に違うのがモンブランの魅力の一つでもあります。

フランスのモンブランは、緩やかな丸みをもったモンブランとして知られています。

一方、イギリスでは三角形のモンブランケーキの形が少し違うんです。これは実際にフランスとイタリアからモンブランをみると、フランスは丸みを帯びた山の形ですが、イタリアからみるとごつごつと尖った山の形にみるからなんです。

また日本では、自由が丘の「モンブラン」という店のシェフにより、日本の好みに合わせメレンゲではなくスポンジ生地を使用し栗の甘露煮を使用した茶色ではなく黄色のモンブランという独自のバリエーションが生まれました。

 


モンブランの材料の多様性

モンブランは通常、栗のペーストを使用したものとして知られていますが、実際にはさつまいも、かぼちゃ、フルーツなどを使用した季節限定のモンブランも存在します。名前の由来は「白い山」であり、栗を必ずしも使用する必要はありません。モンブランは味だけでなく、形状においても多様性を持つ人気のあるスイーツとなっています。

 

ということで私もモンブラン作りました

モンブラン🌰

家で作ったことがなかったので挑戦してみました

構造は

・マロンタルト

・マロンクレムダマンド

・カフェショコラソース

・クリームシャンティ

・マロンクリーム

ザクザクとした食感を始め、トロッとした冷たいカフェショコラソースのほんのり苦味のある味となめらかな食感が‼️

最後に残るのは栗の優しい甘みで終わる流れ☺️

マロンパウダーとマロンクリーム沢山使ったので、栗の香りと味がしっかりします🌰

 

なかなかいい感じの外観でカフェショコラソースの苦味とマッチしていい出来になりました。


まとめ

モンブランは、フランスとイタリアの美しい山をイメージし、甘いデザートとして世界中で愛されています。その起源から形状の違い、材料の多様性まで、モンブランはスイーツ界のトレンドに変わらず、今も人気を博しています。甘い白い山の旅を楽しむことができるでしょう。

 

 

 

ハロウィンってどうやって始まったの?ハロウィンの起源について

10月に入りましたが、大きなイベントといえばハロウィン

お化け、怪物、幽霊、ゾンビなどといった怖いイメージがありますが、蓋を開けてみれば、色んな衣装を身に纏って、街を歩いたり、お菓子をもらいに行ったりなんとも可愛らしいイベントですよね。

しかしなぜ10月31日はハロウィンというイベントが世界に広まったのでしょうか?

ハロウィンの起源などについて今回はまとめてみました。

ハロウィンはどんなイベント?

ハロウィンは毎年10月31日に祝われるお祭りで、主にアメリカやカナダで盛大に祝われていますが、世界中で知られています。

ハロウィンの特徴的な要素には、仮装、かぼちゃのくり抜き、トリック・オア・トリート(お菓子を渡すか、いたずらされるか)、お化けや幽霊に関するテーマがあります。子供たちは仮装して家々を回り、お菓子をもらうことを楽しみにします。

また、ハロウィンの仮装は多種多様で、今では、アニメのキャラクター、ゾンビ、様々なキャラクターになることができます。かぼちゃもハロウィンのシンボルで、かぼちゃランタンとして飾られ、中にろうそくを灯して作られます。

ハロウィンは怖いイメージは全くなく楽しい行事であり、家族や友達と一緒に楽しむ機会でもあります

 

起源は?

ハロウィンの起源は古代ケルト文化に遡ります。ハロウィンは、ケルトの祭りであるサウィン祭から派生しています。サウィンはケルトの暦の終わりを祝う祭りで、主に現在のアイルランドスコットランドなどのケルト文化を持つ地域で祝われていました。以下は、ハロウィンの起源と変化です。

1. 季節の変化の祭り

サウィン祭は、年の暦の終わりと食べ物の収穫を祝う祭り「収穫祭」ともいわれるものでした。ケルトの暦では10月31日が年の終わりで11月1日が1年の始まりとされており、1年を夏と冬に2分割しています。ケルトの人々はこの時期に収穫を終え、冬の季節に備える準備をしました。

2. 精霊の訪問

サウィンは、年の終わりには生者と死者の世界が最も交流すると信じられていた時期とされています。亡くなった家族の霊や悪魔が地球に戻り、生者と交流すると考えられていました。

3. 仮装とかぼちゃ

サウィンの際、人々は仮装をして悪魔や霊に紛れ込むことから身を守ろうとしました。また、かぼちゃをくり抜いて中にろうそくを灯すジャック・オ・ランタンのジャックはアイルランドの物語に登場する人物。ジャックは、生前いたずらや悪いことばかりをしており、魂を取りにやってきた悪魔にも騙す行為をしたため、地獄にも落ちず、死んだ後もランタンに火をともし暗い真夜中を彷徨い続けたという物語です。ちなみに最初はカボチャではなくカブでしたが、アメリカではカボチャの方が入手しやすく、カブからかぼちゃに変わっていったそうです

4. キリスト教の影響

ローマ帝国ケルト地域を征服し、キリスト教が広まるにつれて、サウィンはキリスト教の祭りである「万聖節(All Hallow」と関連付けられました。万聖節は11月1日に祝われ、前夜の10月31日が「オールハロウズ・イブ(All Hallows' Eve)」と呼ばれるようになり、これがハロウィンの名前の由来です。

ハロウィンの起源は古代ケルトの宗教的な祭りから派生し、後にキリスト教の祭りと結びついて発展してきました。現代のハロウィンは、ケルト古代の習慣やキリスト教の要素、そしてアメリカ合衆国での発展を組み合わせたものとなっています。



まとめ

ハロウィンの始まりはずっと昔からありケルト文化からの発祥だったんですね。

ジャック・オ・ランタンのお話もストーリーがあって、初めはカブが使用されていたのも今とは違います。

10月31日はハロウィン皆さんはどう過ごされますか??私はお菓子作りで1人パーティーですなー🎃

楽しいハロウィンパーティーを送ってください!!

 

週一休みの私と甘さ控えめチョコとアーモンドのマーブルケーキ

週に休みが1日しかない私ですけども、先週はアルバイトの終わりに飲みとカラオケでほとんどオールをしてしまい、休日は寝るだけのクソみたいな休みでした😢

今週の休みはそうは行くまいと、しっかり朝9時に起きた休日☀️

掃除と洗濯物をしてもまだ午前。良き午前を過ごした私、どこかに出かけることもないので今日は買い物をしたらお家でアニメか、映画鑑賞でもしようと考えながら冷蔵庫をのぞいて見ると、余っているブルーベリーパウダーとビターチョコレートが眠っている様子。こいつら消費してやりたい!!ということでおうち時間のお供にマーブルケーキを🍰

簡単に作れるので皆さんもぜひ作ってみてください。

チョコとアーモンドのマーブルケーキ

今回使用した型は縦19cm、横7cm、高さ6cmのパウンド型を使用しました。

材料

  • 無塩バター 120g
  • 卵 2個
  • 薄力粉 120
  • ラニュー糖 80g
  • アーモンド 30g
  • カカオ70%ビターチョコ 30g
  • ブルーベリーパウダー15g(ココアパウダーなどでも可能)
  • ベーキングパウダー 4g

 

作り方

準備 卵とバターは常温にしておく、クッキングシートを型に入れておく

   チョコレートとアーモンドを好きなサイズに刻んでおく

   薄力粉、ベーキングパウダーを合わせ、ふるいにかける。170℃に予熱しておく

  1. バターを泡立て器でまぜ柔らかいクリーム状にする。(バターが固ければ電子レンジで10秒ずつ柔らかくして混ぜる)
  2. ラニュー糖を加えて空気を含ませるように白っぽくなるまで混ぜる。
  3. 卵を3回に分けて加える。入れる度にしっかり混ぜ合わせバターと卵がつながっていることを確認してから次を加える。3回目はどれだけ混ぜても分離すると思いますが気にせずに!!
  4. 薄力粉を加えてゴムベラで切るように混ぜ、粉が少し残る状態になれば、刻んだアーモンドとチョコレートを加え再度切るように混ぜる。
  5. 3分の1を別のボウルに移してブルーベリーパウダーを加え切るように混ぜる。
  6. 型に生地を交互に加えて、最後箸や竹串を使って一周円をかく。
  7. 170℃で50分焼き上げたら竹串を刺して生地がくっついてなければ型から外して常温で冷ましたら完成

 

常温でも美味しいマーブルケーキですが、私はラップをして一日冷蔵庫で寝かした状態が好物。しっとりと固めの食感でしっかり固まったチョコレートとアーモンドのカリッとした食感がとても心地よいんですよね。

パウンドケーキの基本材料、卵、小麦粉、砂糖、バターは同じ量なのですが、今回は砂糖を少なめにして、チョコレートもほぼ甘味のないものを使用しているのでいくらでも食べれる味になっています。

日持ちもするので8カットに分けて仕事の休憩時間や、家で過ごすときのお供に!!

ブルーベリーパウダーじゃなくてもココアパウダーや好きなフレーバーのパウダーでもできるでぜひ作ってみてください。

 

 

休日が週一になりました。

最近将来のお金のことに悩み、お金の勉強に励む日々。

製菓関係で働いてる私のお給料は年齢に対しては良くない。でも他の製菓の場所よりは給料も良い、労働時間も少なく、人間関係も良好、仕事服も自分好み、週休しっかり二日いただけて、仕事を楽しく働けている状況で仕事場に対してはなんの不満もありません。

でもやっぱりこれからの人生一生お金のことは悩んでいくんだろうな〜と感じています。

好きなもの食べたいし、映画も大好きで映画館で観たいし、田舎から都会に出てきた私は色んなところに山ほど行きたい好奇心爆発中。もちろん恋愛もしたい。

 

だからこそお金の勉強をしっかりしなきゃいかんなーって思います。

まだ基礎的な部分しか学んでないけど。大事なことは5つ

1、お金を貯める(給料全てを使わない)

2、お金を守る(無駄な保険やサブスプリクションを省く)

3、お金を増やす(給料とは別に副業を始めてみる)

4、お金を投資する(IDeco株式投資、積み立てNISA)

5、お金を正しく使う(本当にいるものなのか?これは将来価値がつくものなのか)

本当に基礎的なことだけど、この五つが大事なんだなーと感じています。

(どれだけお金の知識がなかったのか気付きます)

自分が働くだけじゃなく、お金にも働かせるということが大事ということがわかって、ついに私も積み立てNISA始めてみることにしました。

でも、今のお給料じゃあまり投資にまわせないので、月曜、火曜が休みの私は、月曜に去年アルバイトさせていただいたところで働かせてもらうことに🙏

お給料が増えても、すぐにそれを支出にまわしては意味がないのでしっかりお金には投資、貯金という形で働いてもらいます!!

 

この本おすすめだよー📕

 

正直週6労働ってどんななんですかねー?しんどいのかなー😓

でも大学の時は朝5時半に起きて、2時間の移動で大学行って、アルバイトもして帰宅12時。専門学校に行ってる時も週5でアルバイトして、学校でもアルバイトでもずっと立ち労働だったから体力には自信があるので大丈夫でしょう👌なんて思ってます。

 

こうやって本業以外にも色んなことが考えれる、副業も始められるのは、今の職場がとてもいいところだからなんだなって感じます。色々悩んでパティシエの道を挫折しかけたけど、卒業ギリギリで内定をいただけたことのにとても感謝していますよほんとに。

 

パティシエの仕事に慣れてきて、新たなことに始めようとしてる現状とても楽しい日々を送れてる気がします。

しっかりお金の勉強をして将来自分のお店を持てるように頑張るよん。

 

今日は休日だったのでお菓子作り

そんなこんなで今日は色んなことを振り返りながらブログを執筆しておりますが、お昼にシュークリームを作ったのでシュークリームを食べながら執筆させていただいております。

名前はリッチショコラ。

ヴァローナのココアパウダーを使用したクッキーシュー

カカオ75%のビターテイストのクレムパティシエール

同じくカカオ75%のショコラシャンティ

全体的に甘さ控えめで何個でも食べられそうなシュークリームになりました。

写真の撮り方もシンプルに変えてみました。どうでしょうか?

なかなかいい感じの充実した休日になりました。

 

また何ヶ月かしたらパティシエの週6労働はどんなものだったのか、感想を執筆しますね。

今日は早めの休息にします💤