食感はまさに雪、パブロバについてまとめてみた。
みなさんこんにちは、突然ですがパブロバというお菓子を知っていますか?
ユニークな名前ですよね。これはメレンゲのお菓子。
結構簡単に作れるのが特徴で、甘党にはもってこいの甘ーいメレンゲ菓子。
今回はパブロバの起源をまとめていきたいと思います。
どんなお菓子。
小麦粉を使わないシンプルなメレンゲ菓子。材料はメレンゲ、グラニュー糖、コーンスターチを基本に泡立てたメレンゲをオーブンでじっくり焼き上げます。
外はカリッと中はフワッとした食感はライトな口当たり、甘味もすっと溶けていきます。
まるで雪、雲のようですね。
そんな焼き菓子のトッピングには、たっぷりの生クリームと季節に合ったフルーツたちが、白い生地に彩りを与えます。
お菓子はどこ出身なのか。
発祥の地はニュージーランドまたはオーストラリア発祥と言われており、オセアニア伝統のメレンゲ菓子です。
オセアニアでは常夏のクリスマスに必ず登場するほどの人気菓子!!
名前の由来は
パブロバというなかなかユニークな名前ですが一体どうのようにして名付けられたのでしょうか?
実はパブロバとは人の名前なんですね。
その人物の名前はアンナ・パブロバ(Anna Pavlova)、ロシアのバレエダンサーです。
彼女はバレエで世界ツアーを初めて行った、歴史的にすごいバレエダンサーの1人。
世界ツアーを行った際に彼女のバレエの衣装チュチュをモチーフにしてパブロバは作られたとされています。
オーストラリアとニュージーランドによる発祥地対決
発祥の地がニュージーランドなのかオーストラリアなのかはっきりしていない理由は彼女が世界ツアーを行った1926年に両国にに訪れた際にそれぞれ彼女をモチーフにして作ったため、どちらが早いかあまりはっきりされていないんですね。
ニュージーランドではヴェリントンのホテル、オーストラリアではエスプラネード・ホテルという場所で口にしたという説があります。
ニュージーランドでは、アンナ・パブロバがお店に来店した際に、シェフに美味しいスイーツが食べたいと注文、そこでシェフがスイーツ出した際に「パブロバです」と呼びながらアンナにお出ししたそうです。しかしパブロバは生地を焼き上げるのに低温でじっくりと焼き上げるのが特徴。
なので、いきなりパブロバを出すのはなかなか難しいのではないかと疑問視する声も。
さらにニュージーランドが執筆した各国のお菓子を集めた本Davis Dainty Dishesの第5版が1927年に出版され「パブロバ」も掲載されていましたが、その中身は私たちが知っているようなパブロバではなく、3色ゼリーのようなスイーツ。
オーストラリアでもレシピらしいものも見つかりますが、決定づけるものはなく・・・。結局どちらがパブロバを生み出したのかわからずじまい。
そんなとこにオックスフォード英語辞典の改訂版による一石が投じられました。
記載によれば、元々パブロバは「色のついたゼリーをいくつかの層に重ね固めたもので、バレリーナのチュチュに似せたデザート」でニュージーランドで出された3色ゼリーが原型とされ発祥はニュージーランドとされました。
ですが私たちの知っているパブロバは結局どこで変化したのははっきりされませんでした。
まとめ
パブロバは元々、3色ゼリーの構成だったんですね。ですがこちらも固めるのに時間がかかるのに、すぐに提供できたことに疑問が浮かびますね。
現在私たちの知っている、パブロバはいつから、メレンゲ菓子になったかはわからずまま。
これからまた新しい新情報に期待するしかないですね。